2025年10月18日(土)、伊豆高原にあるオリーブ搾油場(静岡県伊東市)で、株式会社ウィズオリーブ主催による「第3回伊豆オリーブ収穫祭」が開催されました。オリーブの実を摘み、選果をしたり、搾りたてのオリーブオイルをテイスティングしたり。触れて・香って・味わって、伊豆産オリーブの魅力を楽しみました。前日までの雨が嘘のように青空が広がったこの日、ホテルハーヴェスト伊東からは、ご宿泊のお客様9名とスタッフ2名が参加。伊豆高原の自然に包まれながら、みなさんと一緒にオリーブの収穫を祝いました。

陽を浴びて輝くオリーブの実
伊豆地方では近年、温暖で穏やかな気候を生かしたオリーブ栽培が広がっています。地中海に似たこの気候はオリーブづくりに最適で、地域の新しい産業として注目されています。こうした取り組みは、地域の活性化や循環型社会の実現にもつながる大切な一歩です。収穫祭は毎回好評で、今年で3回目の開催となりました。(昨年の様子はこちら)

摘み取る指先に感じる実りの喜び

デリケートな実をやさしく手作業でより分けていきます

イベントは収穫体験からスタート。参加者は木々の間を歩きながら、ひとつひとつ丁寧にオリーブの実を摘み取っていきます。お子さまを連れたご家族が笑顔を見せたり、ご夫婦で協力しながら実を集めたり。みなさん袋いっぱいにオリーブの実を収穫していました。フィールドは終始にぎやかで、世代を超えて交流が生まれるひとときとなりました。

収穫した実は参加者全員で選果をし、搾油機へ。オリーブがゆっくりと絞られていく様子を見守りながら、待ち時間はランチタイムです。地元食材を使った料理が並び、秋晴れのやわらかな日差しのもとでおいしくいただきました。

そしていよいよ、搾りたてのオリーブオイルをテイスティング。オリーブソムリエのレクチャーを受けながら、まずは香りをじっくりと感じます。ひと口含むと、舌の上ではまろやかに香り高い一方、喉の奥ではピリリとしたほのかな辛さが。自然そのままの味わいに、参加者からは驚きの声があがりました。
このほか、オリーブオイルを使った軽食や、オリーブ由来のスキンケア商品にも触れ、まさに“オリーブづくし”の一日。伊豆の自然と人のつながりを感じながら、地域の魅力を再発見するひとときとなりました。
ホテルハーヴェスト伊東では、これからも地域とともに歩み、環境や人にやさしい活動を続けてまいります。自然の恵みを未来へとつなぐために、笑顔あふれるサステナブルな時間をこれからも育んでいきます。
本取り組みが貢献するSDGs
東急リゾーツ&ステイは持続可能な