2025年7月26日(土)、川崎国際生田緑地ゴルフ場(神奈川県川崎市)で、「夏休み夜の自然観察会 とんもり谷戸」を開催しました。晴天に恵まれたこの日は、子ども25名と大人24名、合わせて約50名が参加。ホタルの餌となるカワニナを放流したり、夜の森に姿を現すカブトムシやクワガタの観察したり、芝生を裸足で駆け回ったり。この日は、ゴルフ場が自然とふれあう特別な場所になりました。夜のゴルフ場で繰り広げられる小さな冒険に、子どもも大人も心を躍らせ、夏休みの思い出を一緒に作ることができました。

この自然観察会は、「飛森(とんもり)谷戸の自然を守る会」の皆さまと共に行ったものです。地域に残された貴重な自然環境を守り、次の世代へ受け継いでいくための大切な取り組みのひとつで、昨年に続き今年も実施されました。川崎国際生田緑地ゴルフ場は、単なるスポーツ施設ではなく、“現代の里山”としての役割を担い、地域の方々と自然をつなぐ場でもありたいと考えています。 (昨年の自然観察会の様子はこちら)

当日は、ゴルフ場が営業を終えた18時30分頃に集合。観察会の始まりは、ホタルの幼虫の餌となる「カワニナ」の放流からスタートしました。ホタルが生息する澄んだ川に手を伸ばす子どもたちの表情は真剣そのもの。未来のホタルを思い描きながら、大切そうにカワニナを川へ放していました。
続いて、ゴルフ場のエリアに移動し、樹木に集まる昆虫の観察を行いました。日が暮れ、辺りが暗くなるにつれて、昆虫たちが活発に動き始めます。木々にライトを当てると、活動し出したカブトムシやクワガタの姿が見え、あちこちから「いた!」と歓声が上がりました。

ライトを片手に、虫捕り網と虫かごを持って駆け出す子どもたち。「捕まえた!」と声を上げながら虫かごに収めていきます。大人たちも木の根元から高い枝先までライトを照らし、夢中で昆虫を探していました。
1時間ほどの観察会はあっという間に過ぎました。捕まえたカブトムシやクワガタを見せ合って喜ぶ子どもたちや、童心に返ったような大人たち。その笑顔に包まれながら、最後は子どもたちへお菓子をプレゼントして、イベントを締めくくりました。

今回の自然観察会で生まれた笑顔や発見が、次の世代へ自然を受け継いでいく力になることを願っています。川崎国際生田緑地ゴルフ場はこれからも地域と共に歩み、未来につながるさまざまな取り組みを展開してまいります。
本取り組みが貢献するSDGs
東急リゾーツ&ステイは持続可能な