
2025年4月12日(土)、東急リゾートタウン蓼科のからまつ池にて、東急コミュニティーと東急リゾーツ&ステイによる植樹体験を実施いたしました。
東急コミュニティーでは、総合管理マンションの理事長を対象に、管理業務に対する評価を目的としたアンケート調査を実施しています。そのアンケートを2023年10月送付分より、従来の紙ベースからWEBアンケートに切り替えることで、年間470kgの紙と配送時のエネルギーを削減することに繋がりました。
さらに、アンケート回答の謝礼として商品券または植樹活動への寄付を選択できるようにしました。
今回実施した植樹活動は、アンケート回答の謝礼として寄付を選択してくださった理事長の方々の寄付により実現いたしました。2023年10月から2025年2月の期間に実施したアンケートの回答が対象となり、結果として今回、カエデとサクラ合計30本の植樹を実施することができました。

この活動は、東急リゾーツ&ステイが取り組む森林保全活動「もりぐらし」の支援にもなっており、植樹活動を通じ、地域の生物多様性の保全や環境意識の向上を目指します。
植樹は、カラマツが多く植生している「からまつ池」周辺で行われ、景観・樹種の多様性・日当たりのよさの観点からカエデとサクラを選択。取り組み年数経過と共に、春・紅葉時期の美しさが増し「からまつ池」周辺の森林と湖岸の保全、生物の住処の拡大に寄与します。

植樹体験当日は、東急コミュニティーの社員と東急リゾーツ&ステイの社員だけでなく、そのご家族にも協力をいただき実施されました。

当日13時。まずは東急リゾートタウン蓼科の中條総支配人から挨拶があり、その後、蓼科の間伐等でもお世話になっている有限会社天女山の方から植樹の説明を受けました。

木を植える穴は、前日に掘っていただいており、そこに実際に植樹する手順を天女山のスタッフの方がお手本として見せてくださいます。カラマツ池の周辺は岩石が多く、普段30分もかからない穴掘りが、非常に苦労して3時間ほどかかったそうです。


棒を挿す際には、上から棒を叩くために金属製の変わった道具が登場。

説明が終わると、早速皆で植樹作業開始です。木の本数はサクラが15本、カエデが15本の計30本。

最初はポットに根を張った苗を引き抜くのに苦労したり、まっすぐ支え棒が地面に挿さらなかったりと皆さん大変そうにしていましたが、本数を追うごとに慣れてきて、上手くなっていきました。

家族協業での作業となり、チームワークも深まったかもしれません。

子どもは覚えるのが早く、棒を打ち込む作業がとても上手で見ていて感心するほどでした。


植樹した木には、最後に理事長の方々が寄付をしてくださったことを示すプレートを取り付けて、成長を皆で楽しめるようにしています。

最初は平地でしたが、途中からは勾配のある斜面でもチャレンジ。斜面は大人が中心となって行いました。
皆さん手際が良く、植樹は予定していた1時間で無事全て完了しました。
植樹のお礼に、天女山の方々がチェーンソーで木を切る実演をしてくださいました。臨場感のある切断シーンには、大人も子供も興味津々でした。

植樹終了後は、東急リゾートタウン蓼科の行う環境に向けた取り組みを知るツアーとして、バックヤードツアーを実施。

ホテルレストランの食品ロスを減らす取り組みとなるコンポストや、間伐材を活用してゴルフ場の大浴場の熱源とするバイオマスボイラー、地域のコミュニティー創生や環境発信の場となるTENOHA蓼科等を周り、環境保全に対する取り組みについて学びました。


皆様非常に満足していただき、貴重な時間になったと仰っていました。
東急コミュニティーと東急リゾーツ&ステイは、これからも共に環境保全活動を推進し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けてまいります。
本取り組みが貢献するSDGs
東急リゾーツ&ステイは持続可能な